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練馬大根でダイエット! |
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2001/02/08 |
前回はオレが札幌にどうあって欲しいのか? ということをお話ししましたが、とりあえずそういった希望もまずはコンサドーレ札幌が存在してこその話です。ご存じの通りコンサドーレを運営する(株)北海道フットボールクラブは、立ち上げ当初に相当無茶な経営をしたおかげで、累積30億円という大赤字を抱えてしまっております。
これは、財源確保もままならないうちに「Jリーグに昇格してしまえば世界が変わる」と信じてどんどんお金をつぎ込み昇格したはいいものの、結局昇格しても何が変わるわけでもなかった上に2部落ちしたという、「昇進を当て込んでベンツを買ったら給料が全然上がらなかった上にミスってすぐ格下げされた係長」みたいな感じなことが理由です。そんなわけでコンサドーレというチームは、いつ潰れてもおかしくないよう状態ですから、札幌は常勝チームを目指すよりもまず先に借金返済を目標にしなければいけません。 しかしそうは言っても30億円というのは、チロルチョコが3億個も買えたり、うまい棒が3億本買えたりしてしまうくらいの大金ですし、スポォツチームを運営していくこと自体にもハンパじゃないお金が必要ですから、おいそれとすぐ返せるものではありません。金がないヤツぁオレんとこ来い、オレもないけど心配するな、なんて人はこの際お呼びでないわけです。そのうちなんとかなりませんので。 ただこれは逆に言えば「だったらゼニがありゃいいんでしょ?」という考え方も出来ます。なのでここは、世界17ヶ国語で「こんにちは」だけを言える国際派のこのオレが、愛する故郷のチームのために一肌脱いで「オレ流錬金術」をテレビをご覧の皆さまだけに教えちゃいます! というわけでチームに入ってくるお金を増やすには、やっぱりスポンサー獲得が現実的だと思います。でもスポンサーとなる企業だって、ゼニ出す以上はそれなりの見返りがないと困りますよね。で、スポンサーがチームに望む見返りとなると、もちろん国会答弁で有利な口を利いてもらう、じゃねくてやっぱ「宣伝効果」じゃないですか。ならばゼニを出しやすくなるような宣伝効果を引き出して、企業の社長に「わぁ、和牛買うより財テク!」と思ってもらえばいいわけです。
さて、ここまででスポンサー獲得は完璧です。今度はさらに「もう一段階上の」商売を目指しましょう。既存のものを利用して労せず儲ける、それはズバリ「ユニット売りだし」です。古くはおニャン子クラブ、最近ではモーニング娘。が採用してるとおり、適当にユニットを作ってCD出して手軽に儲けるあの方法です。
というわけで、どうですかお客さん? とばかりにいろいろとマル得情報をご紹介いたしましたが、実はこんな方法はまだ序の口です。本当に一番手っ取り早いのは、徳政令を求めて土一揆という方法です! 一揆さえすれば、もうセコセコ稼ぐ必要はありません! わずかばかりの流血で借金が帳消しとなりますので、オノレが率先して行動しようともせずに「○○するべきだ!」と叫ぶ「外野くん」や、オノレでろくに調べもせずに「教えて!」と叫ぶ「教えてくん」にはうってつけの方法だと思います。ただ、一揆は札幌市の条例で禁止されているので、決起までは内密に事を進めることをお勧めします。 |
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