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第15節 | 対セレッソ大阪(テレビ観戦) |
2001.11.24(SAT) | 札幌ドーム |
コンサドーレ札幌 | 0-1 | セレッソ大阪 |
0-0 0-1 |
大柴【89分】 |
スターティングメンバー | ||
フジ | GK | 下川 |
殿
先生 健作 |
DF | 斎藤
鈴木 室井 |
タブチ
ゴンザレス 板長 三沢 山瀬 |
MF | 山内
尹 田坂 杉本 モリシ |
バンバン
黄川田 |
FW | 岡山
大柴(偽) |
殿→ノノ【45分】
山瀬→優津樹【45分】 タブチ→森川【76分】 |
交代 | 岡山→ワグネル【57分】
杉本→大久保【69分】 尹→布部【75分】 |
試合の感想 |
既に退任が決まっている岡ちゃんの最後のリーグ戦となった今節、既にJ2降格の決定しているセレッソ大阪とのホームゲームです。思い起こせば今季の開幕戦で戦い、勝点3と大きな自信を得た札幌、方や前年度には優勝争いまでしていながら2部上がりのチームにホームで負け、坂道を転がるように連敗を重ねてJ2降格となったセレッソ、明暗を分けた両チームがそのままシーズンの明暗まで分けてしまった結果になりました。そりゃまぁ、カナディアンマン(キン肉マン史上最弱の超人)に負けりゃショックもでかいわな。
降格が決まってから3連勝と、消化試合になってからいきなり打ち出して3割に持っていくダメ外人のような爆発っぷりを見せるセレッソですが、日本代表でも不可欠と言われるJトップクラスの犬である森島はもちろん、田坂、下川など前回の対戦では怪我で欠場した選手や室井などの途中加入の選手がずらり。ほとんど別チームと言っていいでしょう。つうか監督まで違うし。
さて、この時期になると札幌では降雪や寒さで試合開催は難しいのですが、こういうときにこそ札幌ドームが威力を発揮します。外は寒くても中はあったか。富良野の五郎宅もビックリの快適空間、セレッソの皆さんをお迎えするにはこれ以上ないおもてなしです。クソ寒の夜の厚別で試合した広島の皆さんに比べれば。
そんなわけで試合は絵に描いたようなまったり試合。ケガ明けの山瀬はやはりまだ完調にはほど遠く、犬度で言えばまだヨーゼフか惣一郎さんクラス。セレッソの自陣内への侵入を許してしまい、開始早々からほとんどセレッソペース。まぁそれ自体はいつものことなんでいいとしても、攻撃のほうはといえばとてもカウンターとは呼べないロングボール主体の単調なもので、まるで相手ゴールに近づくことが出来ません。
後半、いつもなら負けてない試合では開始から選手を替えるようなことは滅多にない岡ちゃんですが、この日は珍しく積極的に動きます。まだ自慢の犬っぷりが戻っていない山瀬を下げて優津樹を、殿に変えてノノを投入、今野をストッパーに下げてきました。しかし山瀬がいなくなり、今野が最終ラインに下がったことによって中盤でのプレスがよりかからなくなり、ディフェンスラインがズルズル下がるいつものパターン。それでも長袖のせいかセレッソの選手も動きが悪く、致命的な状況にはなりません。ペース的には五分五分といった感じ。
ところでJ1デビューとなった藤ヶ谷ですが、コーナーキック時の飛び出しをミスったり、そうかと思えばワグネルとの1対1をしっかり止めたりとディドそっくりなプレイを随所に見せていました。良くも悪くもディド塾塾生なのねぇ。 |