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第13節 | 対ジェフユナイテッド市原 |
2001.11.10(SAT) | 市原臨海競技場 |
ジェフユナイテッド市原 | 2-0 | コンサドーレ札幌 |
崔【47分】
崔【61分】 |
0-0 2-0 |
スターティングメンバー | ||
立石 | GK | 洋平 |
茶野
エースケ メグミ |
DF | ゴンザレス
先生 健作 |
坂本
阿部 ムトゥ 村井 ムイチン |
MF | タブチ
三平 板長 三沢 ノノ |
大柴(本物)
崔 |
FW | バンバン
俺王 |
大柴→林【75分】
ムイチン→長谷部【88分】 坂本→三上【分】 |
交代 | 三沢→優津樹【55分】
タブチ→黄川田【73分】 板長→中尾【87分】 |
試合の感想 |
前節J1残留を決めたコンサドーレ札幌の今節は、ジェフユナイテッド市原とのアウェイ戦です。今年もっとも躍進を遂げ、1stステージでは2位という全ての人の予想を覆したと言ってもいい好成績を挙げたチームです。「ジェフ的精神力(byやまかん氏)」と言われたメンタルの弱さも影を潜め、「性転換手術を受けた」と疑いたくなるほど別チームのような快進撃を見せました。多少勢いは衰えたとはいえ、2ndステージも現在3位とすっかり自信をつけたようです。
骨折したGKの櫛野と捻挫の田畑以外に主力に大きな怪我人もなく出場停止もいない市原ですが、浮沈を握る3人の外国人・じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろり…じゃねくて崔龍洙、ムイチン、ミリノビッチのうち、前回の対戦で出場停止でいなかったミリノビッチが自国の代表の関係で帰国し今回も欠場。そこにつけ込みたいところですが、その穴を埋めるのは当然中西で、同じく前回はいなかった阿部がスタメン出場と怖いことには変わりなし。
というわけで雨が降りしきる中、期待と不安の入り交じった前半がスタートすると、驚いたことにもう初っぱなから得点の予感がぷんぷん漂ってきます。相手がボールをもったら複数人数で素早くプレッシャーをかけ、相手がもたついたら最後ガッツリかっさらい、両ウイングバックが素早いサイドチェンジから積極的に裏に飛び出してクロスを入れ、スルーも織り交ぜながら2列目、3列目が飛び込む流れるような攻撃を見せ、相手に攻め込むスキをほとんど見せません。素晴らしいです。市原は。
で、後半。やはりというか何というか開始早々にいきなり村井に右サイドを破られ崔龍洙に頭で決められ、一番やりたくなかった先制点を献上してしまいます。早めに追いつきたい札幌ですが、残留が決まって一安心してしまったのか、一歩目のスタートが遅く動きの量も少ないためボール保持者がもたもたしてじぇんじぇんパスが繋がりません。名古屋戦と同じように俺王様にボールを預けてもフォローがいないためにそこから先がなく、バンバンもまた裏に抜けずに足元でボールを欲しがる悪い癖が出て、ボールをもらった瞬間市原DFに挟まれてボールを奪われてさようならという、こんなことなら家にこもってファミコンでけっきょく南極大冒険やってたほうが面白かったと思えるくらい情けない有様です。
終了間際に中尾が放り出されましたが、どんなスゴい選手だって残り3分で流れを変えろというのは難しいもの。経験の浅い中尾では言わずもがな、ただしカードだけはしっかりゲットしてましたけど。そんなわけで試合はそのまま何のネタもなく終了し、名古屋戦に引き続いて家にこもってMSXでデゼニランドやっていたほうがはるかにマシというようなアウェイ戦となったのでした。 |