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第5節 | 対清水エスパルス |
2001.9.15(SAT) | 札幌ドーム |
コンサドーレ札幌 | 3v-2 | 清水エスパルス |
アダウト【49分】
ウィル【79分】 堀井【104分】 |
0-1 2-1 1-0 |
沢登【7分】
吉田【89分】 |
スターティングメンバー | ||
洋平 | GK | 羽田 |
森
先生 健作 |
DF | 大榎
森岡 古賀 |
板長
ゴンザレス 三平 アダウト 山瀬 |
MF | 市川
伊東 吉田 アレックス ノボリ |
バンバン
俺王 |
FW | 久保山
横山 |
バンバン→岳也【79分】
アダウト→森川【83分】 三平→優津樹【90分】 板長→タブチ【90分】 |
交代 | ノボリ→平松【70分】
横山→山崎【81分】 久保山→バロン【100分】 |
試合の感想 |
今年最初で最後のホーム巡礼。とは言ってもまぁ高知もコンサドーレ主催だったので厳密に言えば2度目のホームゲームとなるわけですが、一応ホームタウンでの開催という意味では最初で最後となる試合です。その機会をわざわざ毎度惨殺を喰らっている清水エスパルスとの試合に持ってくることもないんじゃないかと我ながら思いますが、「9月になると飛行機が安い」「せっかくだからドームを見てみたい」「厚別よりドームのほうが実家から近い」「恐竜がいたら球乗り仕込みたい」という理由で、やってきました札幌ドーム。かの白石美帆さんが形容した「家庭用ポップッコーンをつくるときのあのアルミホイルの膨らみそのもの」という表現はまだいいほうで、今のところあまりいい評判を聞かない施設なのですが、間近で実際にオノレの目で見てみた限りではコレは野球場でもサッカー場でもない、単なるガウ攻撃空母だと思いました。
この日はJALサンクスマッチということでJALのアテンダントによるダンスチームも登場、高知以来の生コンサドールズwithドーレくんと共に繰り出すダンスを見ながら、ああ、この場にウィンタースがいれば一緒に踊ってくれただろうなぁなどと思ったりもしましたが、それはともかくとしてこのJALチームは本家コンサドールズよりキレイな人が多かったです。 そんな感じで札幌まで乗り込んできた清水エスパルスは、戸田が「髪型が放送禁止」という理由で出場停止、斎藤俊秀がケガで欠場、安永がクラブともめて謹慎中ということでメンバー外ということで、戸田の代わりには吉田(誰?)、斎藤の代わりに大榎、2トップが久保山と横山で。あとは危険な両サイドを含めていつもと同じメンバー。
ところで、試合前ピッチの様子を確かめに出てきたスーツ姿の背の高い外人さんに対してゴール裏のサポーターからも「あれは誰?」と様々な憶測が飛び交っておりました。もちろんあーだこーだ言ったところで真実が明らかになるはずもなく、仕方ないので「アンソニー」と適当に名前を付けて呼んでいたんですが、実はこの人こそがドイツから招聘された主審だったようで、そのアンソニーの笛で試合が始まりました。
そして後半開始早々、アダウトが俺王様のポストからのこぼれ球を左足アウトフロントにかけて無理矢理振り抜き同点。シュート回転のかかった文字通り「シュートシュート」は、本人が尊敬しているらしいロベルト・カルロスを彷彿とさせました。ただ、たまに守備をサボるのは見習わないでほしいです。
とはいえ、今節の札幌には「延長になると負ける病」なんて全然知らない男が1人いました。先週山形からやってきたばかりの男・堀井岳也です。そのビジュアル系なツラに似つかわしくなく、プレイスタイルはまったくもって犬なのですが、そのワンワンっぷりを存分に発揮、延長前半14分に健作からのクロスを右足で決めてVゴール。清水からの初勝利とドームでの初勝利をもぎ取った彼のJ1初ゴール、そしてこの日最終ラインでトラップミスやクリアミスを連発した古川先生の極上のスペクタクルが印象に残った試合でした。 |