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第6節 | 対ガンバ大阪(テレビ観戦) |
2001.4.29(SUN) | 函館千代台公園陸上競技場 |
コンサドーレ札幌 | 1-0 | ガンバ大阪 |
播戸【4分】 | 1-0 0-0 |
スターティングメンバー | ||
洋平 | GK | 都築 |
森
殿 健作 |
DF | 柳本
セードルフ(偽) バーキ 新井場 |
タブチ
ノノ 三平 山瀬 優津樹 |
MF | ビタウ
橋本 遠藤 山口 |
バンバン
俺王 |
FW | マッパ
コータ |
優津樹→深川【56分】
バンバン→黄川田【89分】 |
交代 | 橋本→小鳥【45分】
山口→稲本【57分】 コータ→二川【70分】 |
試合の感想 |
代表休みを挟んで再開された1部リーグ、今節はガンバ大阪を迎えてのホーム戦です。Jリーグ草創期、バブリーに有名選手を集めまくっていた他のチームを後目に、「チーム強化のためには若年層の強化が不可欠」としていち早くユース年代の育成に力を入れてきました。その甲斐あって、現在は稲本や新井場を始めとして毎年多くのユース出身者がレギュラークラスとして成長しています。
そういったクラブ生え抜きの若手選手たちに加え、このほかにもや小島や吉原、遠藤などユース代表や五輪代表で活躍した若手も多く、いわゆる「華のある」選手たちが揃っている上に、昨季の2ndステージでは優勝争いも演じたため、若手好きのマスコミからは今季の優勝候補のダークホースとして挙げられました。サポーターはともかく、もはやマスコミにとっては2部降格まで心配された昨季1stステージはなかったことにされているようです。沢口靖子の芸歴から消された「ゴジラ」みたいなもんですね。 しかしそのガンバ大阪は、FWニーノ・ブーレと「最終ラインの名倉潤」こと宮本がケガで欠場、ボランチ稲本が代表のスペイン戦から帰国したばかりということでベンチスタートという、センターラインの軸を丸ごと欠くという苦しい状況。相変わらず対戦するときにはなぜか相手がベストメンバーではないという実力よりも運な札幌は、出場停止が明けたビジュが復帰。依然としてアウミールをケガで欠く上和波も急な発熱で(知恵熱?)出場出来ないものの、アウミールの代役として優津樹が今季リーグ初スタメン、左のウィングバックには時差ボケが心配された山瀬が出場します。 ホームとはいえ1年に1度しか使わない函館千代台競技場は、チケット完売御礼の超満員。そんな函館に初見参した俺王様は、室蘭に続いて函館でも俺臣民を増やそうと、キックオフ早々にピッチ中央でいきなり大コケ。つかみはオッケーですよ俺王様!
後半、開始頭から小島を、後半13分にはおそらく出来れば使いたくなかったであろう稲本まで投入して勝ちに来たガンバに対して、ハーフタイムに回収牛乳でも飲まされたのか、前半とはうって変わって動きの鈍った札幌は防戦一方です。特にガンバで一番の要注意人物である左サイドバックの新井場を全く止めることが出来ず(田渕ぃ…)、いつ失点してもおかしくない状況でしたが、洋平のセーブと最終ラインのギリギリのディフェンスでガンバの猛攻を防ぎます。結局なんとか1-0で逃げ切ることが出来たという、いつもと変わらない試合展開だったものの、とりあえずゴールデンウィーク3連戦の緒戦をモノにしたことで、1部残留に向けてずいぶんとラクにはなったどころか、単独2位という何とも場違いな順位に浮上。沖縄サミットでの森総理と同じくらい場違いだと思います。 ところで、この試合の主審を務めたマイディンさん。札幌の試合の笛を吹くのは初めてだったのですが、Jリーグに来る外国人審判の例に違わずカードが大好きな方のようです。それほど荒れた試合ではなかったにもかかわらずカードを次々と景気よく振る舞う主審に幻惑されたのか、都築に出たはずのイエローカードが、スカパーの中継ではイエローを受けた選手の表示は「23曽田雄志」。ピッチにいないどころかベンチ入りすらしていない選手にまでイエローが出るという、シンガポール出身だけに前代未聞の異次元ジャッジを醸し出すオリエンタルレフェリーでした。 |