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第40節 | 対大宮アルディージャ(テレビ観戦) |
2000.10.29(SUN) | 札幌厚別公園競技場 |
コンサドーレ札幌 | 2-0 | 大宮アルディージャ |
エメルソン【22分】
播戸【60分】 |
1-0 1-0 |
スターティングメンバー | ||
洋平 | GK | 白井 |
森
キャプテン 健作 |
DF | 上村
奥野 纏足おばさん 岡本 |
カツヲ
ノノ 三平 優津樹 長作 |
MF | 宮下
浮氣 マーク 原崎 |
俺王子
バンバン |
FW | 野口
ジョルジーニョ |
優津樹→黄川田【75分】 | 交代 | 浮氣→西脇【45分】
宮下→星【45分】 野口→磯山【73分】 |
試合の感想 |
今節の相手大宮アルディージャは昨季の順位こそ札幌に次ぐ6位でしたが、昨季の終盤では東京・札幌・川崎フロンターレを連破したり、上司に雑巾を絞ったお茶を出したり、爺さんにババ汁を喰わせるなど曲者っぷりを随所に発揮し、今季の開幕前には昇格レースのダークホースに挙げられましたほどのチームです。しかし、ここまでのところ順位こそ4位をキープしているものの、上位3チームとの対戦はこれまで1勝8敗という成績で、現在のところはまだ昇格争いをする力を持つまでには至っていません。
そんな大宮は、昨季まで指揮を執っていたピム監督が推し進めた「オランダ式モダンサッカー」は今季の三浦監督にも継承され、オランダの組織的なシステムを積極的に採り入れて試行錯誤しているため、「Jリーグの杉田玄白」と呼ばれています(いません)。 前節に平塚で昇格を決めた札幌は、翌日浦和が勝ち点3を得たために優勝はこの試合に持ち越され、この試合引き分け以上で優勝が決定します。そんな札幌のメンバーですが、出場停止の森が戻ってきたものの山瀬と藤ヶ谷がU-19代表の合宿にドナドナで、負傷の癒えない田渕もいないという状況です。その山瀬の代わりには清水がベンチ入り、田渕の代わりに小松崎という、オレ一人がワクワクするメンバーでキックオフ。 数字上はまだ昇格の可能性を残している大宮ですが、その確率は近藤マッチがF1のシートを獲得するよりも低いくらいの可能性です。大宮のサポーターにとってみれば山形のような大乃国根性を杉田玄白に見せてほしいところでしょうが、優勝シーンを見たさに詰めかけた過去最高数の観客、なおかつクソ寒いという、さながらマクー空間のような厚別にビビッた大宮は、いまいち集中力が感じられません。試合は開始当初から当社比4倍パワーで札幌が大宮を攻め立てます。
リズムのつかめない大宮は後半開始当初から2人を代えて巻き返しをはかりますが、マクー空間でアドレナリンの充満した札幌選手は大宮に付け入る隙を全く与えません。アドレナリンといえば、以前会社の女子がアドレナリンのことを「なんていうんだっけ、ほら、ヘモグロビン?」と言っていたのを思い出しましたが、もちろんこの試合とは関係ありません。
そうこうしているうちに大宮もようやく少しは意地を見せないとと思ったのか、終了間際に布袋寅泰のようにしぶといあがきを見せますが、全てが遅すぎそのまま試合は終了。モットラムさんご乱心によるカードゲットが心配された俺王子ですが、播戸が身代わりにカードをもらったため何とか無事にリーグ優勝を決めたのでした。
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