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第35節 | 対浦和レッドダイヤモンズ |
2000.9.28(THU) | 浦和市駒場スタジアム |
浦和レッドダイヤモンズ | 1-2v | コンサドーレ札幌 |
クビツァ【71分】 | 0-1 1-0 0-1 |
エメルソン【5分】 ビジュ【98分】 |
スターティングメンバー | ||
田北 | GK | 洋平 |
山田
ピクン 室井 城定 |
DF | 森
キャプテン 健作 |
石井
河合 アジエル 第11代マルコメくん |
MF | タブチ
ノノ 三平 長作 山瀬 |
野人
クビツァ |
FW | 俺王子
バンバン |
河合→阿部【45分】
城定→永井【70分】 |
交代 | タブチ→先生【55分】
山瀬→ジロー【72分】 |
試合の感想 |
今季の対札幌戦を1分2敗とまだ1度も勝てていない浦和レッズにとってみれば、このまま勝てずに終わりたくないでしょうし、勝ち点5差にまで詰め寄られた3位大分との差を広げるためにもホームでなんとしても勝っておきたいところでしょう。そんな今年最後の首位決戦は、シドニー五輪期間中のウィークデーど真ん中という、実にステキなシチュエーションの中で行われました。つうか盛り上げる気があるんですかね、Jリーグ。モーニング娘。のコンサートの日程と思い切りカブったパフィーの握手会みたいなもんですよ? パフィーならまだいいです。これがニャンギラスだったらどうしてくれるんですか? どうもしませんね。
まぁそんな背景に加えて、斉藤監督の放置サッカーが浸透し、試合を重ねるごとに内容が悪くなっている浦和。実はこの方は今季どころか川崎フロンターレの監督時代も1度も札幌に勝てなかった人だけに、浦和サポーターは戦前からすでにあきらめムード。それが拍車をかけたか、観客動員の多いことで知られる駒場スタジアムもファンの出足は鈍く、試合開始30分前になってもまだ2階席はガラガラ状態でした。 そのためかいつもに比べてやけに多い報道陣が目に付きました。やはり2部とはいえ首位決戦だからでしょうかね。間違っても浦和サポーターのなにかに期待しているわけではないと思いますけど。それでも選手入場の頃にはそれなりに席も埋まって来ましたが、満員とまではいかずにキックオフ。 札幌のスターティングメンバーですが、左ウィングバックの伊藤優津樹が原因不明の体調不良(霊障?)で前節に続き欠場のため、左サイドにはアウミールが入りトップ下に山瀬。前節出場停止だったビジュも戻り、だいたいいつもの布陣です。対するホーム浦和は、個人的に今の浦和で最も危険な選手だと思っている阿部と吉野をそれぞれベンチとスタンドに置き、スターティングメンバーにまだ合流して日の浅い新加入のブラジル人・アジエルを起用。輸入してまで食べ残す不思議なチーム、浦和。
なんかいきなりのアドバンテージを手に入れた札幌。あとは人数をかけて守って隙あらばカウンターでオッケー! なんて思ったんですけど、思いも寄らないいきなりの先制点に選手たちが一番驚いたのか、大雨の中で行われた前回の浦和-大宮戦で荒れ放題となってしまった駒場のピッチのせいなのか、なかなかパスがつながりません。とはいえ浦和も小野とアジエルが全然かみ合わず、岡野は相変わらず闇雲に走り回るだけで前半は中盤での潰し合いに終始。
とはいえ浦和は攻撃の手をゆるめず迎えた後半26分。小野のFKから得たCKをクビツァが押し込み同点。沸き上がる浦和サポーター。肩を落とす札幌サポーター。見えるラジオ。
MVPはゴール枠です。 それにしても噂には聞いていましたが浦和のアウェイスタンドはホントに狭いですね。前回の駒場での対戦(6月4日。0-1で勝利)は所用でいけなかったので今回が初めての駒場だったんですけど、230席のキャパに札幌サポーターが600人くらい。すし詰めを通り越して弁当箱のごはん粒ですよ。最盛期のジュリアナでもこうはいかないと思います。まったく、そんなんじゃ混みすぎてパラパラも満足に踊れやしませんでしたよ。踊りませんけど。 |