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2018年1月11日

行く人来る人2017(※明けてる)

 気づけば新年明けてましたね。今年もたぶん思い出したように更新するかと思いますので、よろしくお願いします。

 さて、J1残留という大目標を無事達成した北海道コンサドーレ札幌ですが、何度も言っているとおり、2年目の今年のほうが重要です。J1残留というのは2001年にも達成していますけど、「2年連続でJ1に残る」というのは初めてのミッションとなるわけですからね。我々は北海道のプロサッカーチームとしては前人未踏の記録に挑むことになるのです。いや北海道にプロサッカーチームは今のところコンサドーレ一つしかないんですけど。合い言葉は「ノーモア2002」ですよ。
 で、そのための条件は、前々回のエントリでも書いたとおり、「昨年のチームを維持しつつ、どこまでプラスができるか」ということ。それについては昨日チームから契約合意選手の正式発表がありました。詳しくは公式サイトのリリースをご覧いただければと思いますが、OUTとINをまとめると以下の通りです(順不同)。

<OUT>
・DF増川隆洋(契約満了)
・MFマセード(契約満了)
・MF石井謙伍(契約満了)
・GK金山隼樹(ファジアーノ岡山へ完全移籍)
・GK杉山哲(東京ユナイテッドFCへ完全移籍)
・FW上原慎也(愛媛FCへ完全移籍)
・MF前寛之(水戸ホーリーホックへ期限付移籍)
・FW金園英学(ヴァンフォーレ甲府へ期限付移籍)
・MF前貴之(レノファ山口FCへの期限付移籍→完全移籍)
・MF永坂勇人(水戸ホーリーホックへの期限付移籍延長)
・DF櫛引一紀(名古屋グランパスへの期限付移籍→完全移籍)
・MF中原省吾(ガンバ大阪への期限付移籍満了後、V・ファーレン長崎へ期限付移籍)

<IN>
・MF三好康児(川崎フロンターレから期限付移籍)
・MF駒井善成(浦和レッドダイヤモンズから期限付移籍)
・FW宮吉拓実(サンフレッチェ広島から完全移籍)
・GK菅野孝憲(京都サンガFCから期限付移籍)
・MF白井康介(愛媛FCから完全移籍)
・FW藤村玲(コンサドーレU-18から昇格)
・GK阿波加俊太(愛媛FCへの育成型期限付移籍から復帰)
・DF菊地直哉(サガン鳥栖からの期限付移籍から完全移籍)
・DF横山知伸(大宮アルディージャからのの期限付移籍から完全移籍)

 昨季終了時点でもともとチームにいた、もしくはいなかった選手の移籍形態変更などを除いた純粋なOUTは8人、INが7人ですかね。たぶん。

 予算がない中でJ1に残留したチームというのは、「J1で充分やれる実力がありながらもお給料が安い」というお買い得選手が揃っているということなので、割と草刈り場になりやすく(湘南ベルマーレやアルビレックス新潟のように)、実はそこが一番心配だったのですが、主力の流出はほぼ抑えられました。

 一方、獲得できた選手は、相変わらずビッグネームではないものの、いずれも昨年のスタメンクラスと同等以上の実力を持った選手ばかり。つまり、昨季後半戦だけならけっこう強かったベストメンバーをベースに、そのうち何人かがベンチに追いやられるくらいの競争ができる状況が整ったということです。理想的な体制と言えるでしょう。ほんとに? ほんとにこれ札幌? 自称ロシアリーグ得点王とか僕たちもう忘れていいの?

 もっとも、加入発表されてもチームに合流しないまま退団したり、キックオフイベントの翌日に移籍したり、キャンプ1週間で退団したりというのは未だに忘れていませんけどね。忘れたい。

 とはいえ、チーム予算としては上位クラブとは未だに大きな差があります。加えて、来季の昇格チームは、曺貴裁スタイルに磨きをかけている湘南ベルマーレ、本気でオール長崎チームを作っているV・ファーレン長崎、もともとお金持ちな名古屋グランパスという、侮れないチームばかりです。

 加えて、札幌が相手だからとナメくさってくるということもなくなるでしょうから、今季も「まずは残留を」というのは変わらないと思いますけど、今いるメンバーにある程度の自信と手応えがあるというのは去年にはなかったアドバンテージです。できれば去年以上の成績を目指したいところですね。

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