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2015年12月28日

きかんしゃブルーノ

 気を抜くとキングクリムゾンな当ブログは今日も元気です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 2015年も残すところあとわずかとなりましたが、積極的な選手獲得のニュースが踊る他チームを後目に、コンサドーレの補強状況はおとなしい...というかほとんど動きがありません。正式発表はもちろんのこと、メディアレベルでも具体的な名前が出ているのは、ブラジル人MFのディエゴ・マセド選手(バイーア)の加入と、川崎フロンターレを退団したDF實藤友紀選手へオファーという報道があったくらい。
 来季の新卒選手の加入はなしで、今季いっぱいでの契約満了が6選手、レンタルで他のチームに出ていたのが6選手で、そのうち引退が1名、レンタル延長(チーム変わりを含む)が2名、たぶん戻ってこないのが1名と、現時点で10人の選手が減ることが確実なので、どう見ても入りと出の人数が合っていません。
 そもそも今季までの保有人数が多すぎたって話もあるでしょうけど、人数的にはともかく戦力的には今年10位で終わった陣容からどこまで上積みできるかってのは気になるところですよね。サッカーの世界において現状維持は後退とほぼ同じですから。

 その一方、選手ではなくスタッフについては割と大きなニュースがありまして、2007年に札幌に在籍したブルーノ・クアドロス氏がトップチームコーチに就任したことが発表されています。かつて現役で活躍した選手が、引退後にコーチングスタッフとして戻ってくるのは別に珍しい話ではありませんが、外国籍選手がこうして戻ってくるのは札幌では初めてではないでしょうか。「今度は監督として帰ってきたい」と涙を浮かべて退団会見した一週間後に満面の笑みでアトレチコPRの入団会見をしていた人なら知ってますけど。
 指導歴はというと...調べてみたらリネンセでは強豪ひしめくサンパウロ州選手権(1部)で9位と健闘を見せたものの、ドゥケ・デ・カシアスではリオ州選手権(1部)、全国選手権(3部)ともに最下位で降格、マリーリアではサンパウロ州選手権(1部)でやはり最下位降格でした。

 「好奇心は猫を殺す」という言葉の意味をかみしめているところです。

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