相変わらず気を抜くと平気で更新期間が2週間くらい空いてしまっていますが、わたしはげんきです。
1月25日、コンサドーレ札幌の実質のシーズンスタートとなるCPP(Consadole Preview Party)が行われました。毎年形を変えつつ行われている恒例のイベントですが、今年は初めてスカパー!で放映されるそうです(去年も一応ネット配信されましたが)。放映日は2月1日とのこと。
このCPPに先がけて、21日は新加入選手の記者会見が行われ、同時にセレッソ大阪のGKク・ソンユン選手の加入も正式に発表されています。ク選手は1994年6月27日、韓国生まれの20歳。195cmの大型GKで、高校生の時にその将来性を買われて2012年にセレッソ大阪のU-18に加入、同年二種登録選手としてトップチームにも加わっています。
トップチームでは韓国代表のキム・ジンヒョン選手の厚い壁に阻まれ試合出場こそなかったものの、韓国U-21代表にも選出されており、そのポテンシャルは折り紙つき。
札幌は「ダブル守護神(※2人同時には使うのは不可)」の片割れだったイ・ホスンが湘南ベルマーレに移籍。外国籍枠(アジア枠)が空くことになったので、ここになんらかの補強があるだろうとは思われておりましたが、GKには金山隼樹がいますし、どっちかというと奈良竜樹が抜けて手薄になったセンターバックに使う可能性が高いのではないかと思っていました。ところが結局はホスンの穴を埋める形の補強。GKは2人1組で練習するので、偶数いたほうが都合がいい、という話を昔小耳に挟んだことがあります。そういった事情や、同年代の選手を入れることで阿波加を刺激して成長を促すこと、あと「縁の下の力持ち」として、目に見えない形でチームに大きな貢献をしている杉山哲になるべくそのまま縁の下にいてもらうという粋な計らいではないかと思います。
それと、ここで触れるチャンスを逸してしまっていたのですが、川崎フロンターレからDF福森晃斗選手の期限付き移籍での加入も(けっこう前に)発表されています。川崎ではあまり出番はなかったようなのですが、左利きのサイドバックの選手ということです。各方面の情報をまとめると、「守備はあまり得意ではないが、左足の精度は半端ない」という選手らしいです。「左足強化型松本怜大」といった感じでしょうかね。手薄な左サイドのプレイヤーなので、存在感を発揮して欲しいところですが、なんか本当にサッカー選手かと思うくらい引っ込み思案な選手なようです。普通どのようなジャンルでも、プロになる選手は基本的に負けず嫌いで我が強い傾向にあるものですが。同じく引っ込み思案であることで有名な宮澤裕樹とは馬が合いそうですが、期間限定ながらも神奈川から飛び出した福森に比べて、断固として北海道から出ない宮澤のほうがまだ引っ込み思案レベルは上かもしれませんね。
さて馬と言えば、なんか本当の馬までコンサドーレに加入したそうで、ノーザンホースパーク所属のチッチ選手(ポニー・牡5歳)の獲得も発表されました。サリーはどうした。札幌では2007~2008に在籍したダヴィ(現鹿島アントラーズ)が、ブラジル時代に「カバーロ(馬)」と呼ばれており、「必殺ひづめシュート」を得意としていたことは記憶に新しいですが、本物の馬の加入は初めて。
実際のところはノーザンホースパークとスポンサー契約を結び、チッチ選手を使った同園のPRをコンサドーレ札幌が行うというスタイルのようですが、これがうまく行けば道内の各施設との提携なども膨らんできそうですね。選手一覧には所々にFW馬とかDFクマとかMFペンギンとかGKクリオネなんかがいて、これもうわけわかんねぇな。
そんなわけで札幌は、今週から第一次キャンプとなる沖縄キャンプがスタート。ここから開幕まで札幌には帰れません。毎年言ってることですがケガのないよう気をつけて練習に励んでもらいたいものです。