1月19日に行われたプレビューパーティーをスタートとして、コンサドーレ札幌の2014年シーズンとなりました。チームは翌20日から沖縄に移動、第一次キャンプが始まっております。去年は緊縮財政のあおりを受けたため第一次キャンプは行われず、プレビューパーティー後もしばらくは札幌市内で調整を行われましたが、キャンプ期間の短縮によってそのぶん戦術も徹底できなかったことが、開幕してしばらくバタバタしたひとつの要因とも言われました。
今年はその反省からか、一次キャンプが復活。場所も一昨年まで行われていたグアムではなく、沖縄県となりました。円安で国外で行う大したメリットもなくなったということでしょうかね。沖縄キャンプは1月31日までの12日間で行われる予定で、この間、ガンバ大阪やFC東京などのJ1チームも沖縄でキャンプを張っていますが、今のところテストマッチの予定は30日に琉球大学戦が組まれているのみ。身体作りがメインになるということでしょうかね。シーズン開幕が近くなってくると連携を高めていく練習が中心になりますし、シーズンに入ればコンディション維持が優先となりますから、この時期しか身体を追い込むことはできません。始まったばかりとはいえ、その疲労度は半端ないのでしょう。練習の合間にはゆっくり身体を休ませているようですよ?
なんだこれは...たまげたなぁ...。
まぁそんな感じでずいずいとキャンプが行われているようですが、このキャンプに「進撃の巨人」とこのサイトだけが呼んでいるフェホ選手は参加していません。フェホは他クラブからのオファーを受けて移籍交渉中とのこと。1月18日のチームからの発表によれば、「既にチームはフェホとの契約を結んでいるが、フェホ本人の意思を尊重してクラブ同士の交渉を行っているところ」だそうです。
話によれば、フェホはもともと移籍を希望していたもの、オファーがなかったため札幌と契約を延長していたとのことなので、その後チームからのアナウンスはありませんが移籍はほぼ確定ということなのでしょう。当初は「ブラジルのクラブでのプレイを希望」という情報もあり、ホームシックかとも思われましたが、どうも移籍先は中国のクラブのようです。そんなに札幌の冬がイヤだったのでしょうかねぇ...。
クラブはフェホの退団を受けて新しい助っ人選手をリストアップしているところですが、昨年いた外国籍選手は全員残す方針でいながら、残ったのはホスンとパウロンだけ、という結果に。なんつーか、いろいろ難しいものですねぇ。
あとそうそう、これは書いておくべきですね。19日に行われたプレビューパーティーで、今季の新加入選手を含めた全選手の背番号が決まりました。誰が何番なのかはオフィシャルサイトの選手プロフィールページで確認するがいいですけど、そのページになんだか気になる点がありますよね。いやフェホがいるってことじゃなくて、もうちょっと上。いやホスンの笑顔が尋常じゃなく引きつってるってことでもなくて。上過ぎ。もう少し下。36番の選手。そう、ご存じの方はご存じの、高橋陽一先生のマンガ「キャプテン翼」に登場するMF松山光選手です。作中ではふらの小学校~ふらの中学に通い、その後の続編ではふらの高校を経てコンサドーレ札幌に入団していることになっていますが、本当に入団しちゃったみたいです。そのうち、同じく作中でコンサドーレ札幌に加入している「北海の氷壁」こと氷室明彦選手(「シュート!」/大島司・作)あたりも入団するかも知れませんね。あ、「ホイッスル!」は別にいいです。