前回の更新で横野純貴選手のコンケーンFC(タイ)の移籍期間を1年間と書きましたが、これは間違いで、正しくは「2014年7月31日までの半年間」でした。お詫びして訂正いたします。おかしいな、どこで1年なんて数字を見たんだろう。ごめんなさい。
さて、年が明けてHFCの仕事始めから一週間が経ち、今週末に行われるプレビューパーティーに向けて、チームの動向も落ち着いてきたかなと思っていた矢先に、突然降って沸いたように移籍の話が2件。「ゴメス」ことMF堀米悠斗選手のJ3福島ユナイテッドFCへの期限付き移籍と、ブラジル人MFヘナン選手の移籍加入です。ふたつとも寝耳に水でした。特にゴメスの移籍については、札幌サポーターのびっくり度としては金田朋子さんの結婚よりも上だったかも知れません。
今年2年目ながら、昨シーズンのリーグ戦の出場時間は451分と、昨年の高卒ルーキーの中では2番目に長く試合に出た選手。怪我でいないことが多かったのに1,500分近く出場した同期の深井くんはルーキーだけどいろいろおかしいのでいいとして、その深井くんと上里一将の2人が十字靱帯の断裂で少なくとも今季前半は合流できないことが確実な状況ですから、ボランチとしては河合主将、宮澤裕樹に次ぐ3番手のポジションにいると思っていたんですけどね。おそらくは志願しての武者修行ということなんでしょうが、チームに残ってJ2でそこそこの出番を得るよりも、試合に出続けることを選んだのでしょう。もちろんJ3だからといってそうそう簡単にレギュラーが取れるほどあまいところではないでしょうけど、J3でレギュラー取れない選手がJ2でレギュラーになれるはずもないと思いますので、バリバリ試合に出てバリバリ活躍できるよう頑張って欲しいと思います。
そしてブラジル人選手の加入発表。選手の移籍加入の際は、だいたいチームの正式発表よりも先にニュース上でその情報が出ることが多いのですが、今回はブラジル人の補強に動いているという情報すらない中でのいきなりの正式発表。今までも同様のパターンがないわけでもなかったのですが、最近では新聞に載らなくても社長がバラすことも多かっただけに、驚きました(某掲示板上ではリークがあったらしいですが)。まぁそれはともかく、ヘナンってちょっと脱力系ですよね。だって。ヘナンて。
活躍次第では「ヘンナ選手」とも呼ばれかねない名前ですが、最近コンサドーレ絡みでよく聞く「ローマ・エスポルチ・アプカラーナ」からの移籍。結局1試合も出ることなくブラジルに帰ったジュニーニョや、早すぎた巨神兵パウロンもいたクラブです。「例のプール」ならぬ「例のクラブ」といった感じでしょうか。本名はMarcos Renan Oliveira Santana、Renanが登録名で、ブラジル・ポルトガル語読みだとヘナンとなるわけですね。167cmと最近の札幌の助っ人選手にしては小さい選手です。1990年4月7日生まれの23歳、2010年にはブラジル全国1部リーグで5試合の出場経験があるようなので、どんなに頑張って探しても州2部とか3部での出場記録しかない最近の札幌の助っ人の中では割と実績があるほうではありますね。ポジションは攻撃的MF、トップ下が得意なようです。
札幌はレ・コン・ビンとチョソンジンの2人の外国籍選手が退団し、枠が余っている状態ではあるのですが、現時点でも割と戦えるメンバーが揃っているように見えたので、とりあえず開幕はこのまま行って、場合によっては夏のウィンドーで獲得...みたいなパターンだと思ってました。ネットに出てる画像を見る限りでは、昔いたブルーノに優るとも劣らないマユゲさんのようです。ビザの関係だと思いますが19日に行われるプレビューパーティーには参加せず、沖縄キャンプからの合流になる模様。
で、そのプレビューパーティーについてですが、今年はZepp Sapporoで行われます。2012年までは札幌ドームで「キックオフ」という名前で開催されていたスタートイベントですが、札幌ドームを借りるのは高いからか、昨年は「プレビューパーティー」と名前を変えて、ニトリ文化ホールにて行われました。今年も同じ名前で、今度はZepp Sapporoでのオールスタンディング。つまりライブですね。残念ながらジェニファー岡本はグアムに帰ってしまいましたし、そのせいで今年はグアムでのキャンプは行われないため、グアムドールズは解散してしまいましたが、GON44を中心とした若手軍団がたぶんあんなことやこんなことをやってくれると思いますので、参加する皆さんもキンブレとかカラサンとか用意して臨むべきだと思います。あ、間違っても厄介系のオタ芸はなしの方向で。
あとやっぱりこのニュースには触れておきましょうかね。小野伸二選手の仮契約発表。現在所属するウェスタンシドニー・ワンダラーズとの契約が残っているため、コンサドーレへの合流は6月から、試合に出られるのは登録ウィンドーが開く7月後半になると思われますが、仮契約という、大してアテにならない状態での発表しちゃうというのは、当然「ほら、シンジくるぞシンジ。逃げちゃダメなほうじゃないぞ、碇じゃなくて斧だぞ、お前らわかってんな?」という明確なメッセージであり、我々としては来たるべき小野伸二に向けて、あらゆる準備をしなければいけないのです。要はね、あれですね。じぇんこ。じぇんこ出せってことですね。しょうがない、レプリカ買っちゃおうかしら。SONODAで。