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2013年12月27日

行く人来る人2013

 さて、相変わらずシーズンは終わったどころか既に2013年が終わろうとしているのに、オレのシーズンは未だに終わっていない(試合レポート2試合も残っている)のですが、そんな事実からは全力で目を背けつつ、「行く人来る人2013」を2回に分けて書くことにします。いやほら、ちょっと更新サボってたら行く人も来る人もたまっちゃって。全部書いたら長くなり過ぎちゃうんで。そうするとほら、2回に分けたら更新回数稼げるじゃないですか? 更新しないとアフィとかがっぽがっぽ入ってこないんですよ。いやアフィリエイトやってないですけど。試合は、そのうち書きます。多分。そうでなくても天皇杯はなかったことになっていますけど。

 そんなわけで、まずは「来る人」からまいりましょう。

新卒選手では、既に早い段階で加入が発表されている阪南大FW工藤光輝選手の他に、北海道教育大学岩見沢校からMF上原拓郎選手の加入が発表されています。今更何をいってんだってくらい前に発表されていることなんですけど、上原選手はコンサドーレ札幌U-18から北海道教育大学に進学していますので、今季で2匹目、通算では3匹目の鮭となりますね。
 ユースからの昇格選手では、MF前寛之、DF内山裕貴選手の加入が発表されています。前選手はトップチームの前貴之(GON44の1人)の実弟で、展開力に優れるボランチ。内山選手はユースチームでキャプテンを務めるセンターバックです。ともにU-18日本代表の選出経験があり、前選手は天皇杯ヴァンフォーレ甲府戦にスタメン出場しています(内山選手はベンチ入りするも出場なし)。しまった。天皇杯なんてなかった。
 札幌のアカデミー出身者は攻撃のポジションのタレントは多いけど、ディフェンダーがなかなか育たないみたいに言われてきていましたが、なんだかんだでこれで3年連続ユースからセンターバックの昇格者が出ています。もちろん試合に出てポジションを掴めるかどうかはこれから次第ですが。

 移籍加入選手は、今のところ3人の選手が発表されています。まずは愛媛FCからFW石井謙伍選手の移籍。まぁこの選手については今更説明なんて必要ありませんよね。コンサドーレの下部組織から2005年にトップチーム昇格。2009年までの5シーズン札幌でプレイしたものの、この年限りで札幌を退団、2010年からは愛媛FCでプレイし、これまでの4シーズンで126試合18ゴールという成績を挙げ、来季から札幌に復帰することになりました。ちなみに彼の愛媛での18ゴール中、4ゴールが札幌戦でのゴールです。
 そしてV・ファーレン長崎からGK金山隼樹選手が完全移籍で加入。金山選手は1988年6月12日生まれの25歳。サンフレッチェ広島ユースから立命館大学を経て長崎に入団、J2参入初年度の今年巡ってきたチャンスをしっかりものにし正GKの座をがっちり掴みました。今年札幌では現在アキレス腱の怪我(と外国籍枠の関係)でイ・ホスンが試合に出られず、GKは杉山哲と曵地裕哉、阿波加俊太のという、今年始まる時点でリーグ戦の出場経験があるのが杉山しかおらず、しかもそれも札幌に来てからの11試合のみという3人だけで回していました。当初はシーズン後半くらいにはホスンが復帰できるという目論見があったのかも知れませんけど、今から考えてもこれはやっぱり無謀ですよね。案の定今季はGKで悩むことが多いシーズンに。札幌は今まで割とチームの実力の割にGKには恵まれているチームでしたから、余計にそう感じてしまいます。「モノランモノラン」だって「ぐ?チョコランタン」の後じゃなければ、まだ評価は上がってたかも知れないですからね。たぶん。
 そんな中で曵地が退団することになり、単純な頭数としてもGKの補充は必要だったわけですが...まさかリーグ最少失点のチームの正GKを一本釣りしてくるとは思いませんでした。杉山さんもシーズン終盤の出来ならばまったく問題はありませんし、ホスンも復帰してくるとなると、非常に高いレベルでのレギュラー争いになりそうです。楽しみですね。
 最後に、栃木SCからMF菊岡拓朗選手が完全移籍加入しています。163cmと小柄ながら、スピードと正確なキックが持ち味の攻撃的選手です。上里一将、深井一希のワンワンコンビが怪我で長期離脱し、頭数の足りてないボランチもできるとのことですが、どっちかというとロアッソ熊本に移籍した岡本賢明の穴埋めといった感じでしょうかね。

 あと、どうやら野々村社長が、現在ウェスタンシドニーワンダラーズFCに所属している元日本代表MF小野伸二に「粉をかけている」らしいです。小野本人は前向きらしいのですが、シドニー側が移籍を拒否しているという情報もあり、まだどうなるかはわからないといった感じ。実現すればビックリですが...。だって小野って。伸二って。信義でもヨーコでもないんですよ。オノ・ヨーコといえば、22分間延々と「ヨーコオオオオオ」「ジョオオオオオオンン」としか言ってない曲を思い出しますよね。思い出しませんか。そうですよね。

 もう一つ、去就が注目されているレ・コン・ビンについては、難航していたソンラム・ゲアンとの交渉が妥結の方向に向かっているそうです。もちろん急転直下で決裂、という可能性もあるわけですが、レ・コン・ビンのキックは日本人にはないものですし、キャンプから参加することでチームにフィットする時間ができたらもっとやれると思いますので、是非とも来年も見たい選手ですから。結論は30日には出るという話ですが、いいニュースを期待したいですね。

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