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2013年7月19日

グンマの竪琴

2013年J2第21節
ザスパクサツ群馬 2-0コンサドーレ札幌
得点者:札幌/いません
     グンマー/ヒラシゲー x 2

 おかしい。書いても書いても現実の試合のペースに追いつかない。いや書いてないからですけど。

 そんなわけで群馬戦。2002年から昨シーズンまで「ザスパ草津」という名前で活動していましたが、グンマーのグンマーによるグンマーのためのチームであることをグンマーに知らしめるため、今期からチーム名をよりグンマーな感じに変更。それはいいのですが、「ザスパ草津・群馬」にすると「ザスパ群馬」と略されてしまうという理由から、今までのチームをそのまま愛称にして「ザスパクサツ群馬」という斜め上過ぎるチーム名になりました。ジェフユナイテッド市原がジェフユナイテッド市原・千葉に名称を変更したら、「ジェフ千葉」としか言われなくなった例を参考にしたのでしょうけどね。たまにはユナイテッドのことも思い出してあげて欲しいですよね。しかしそう言われると逆に意地でもクサツを省略したくなりますよね。もういっそのこともう少し略して「ザ・群馬」にしたらいいんじゃないでしょうかね。定冠詞っぽく
 さて、札幌はホームで2連勝を飾り、9勝9敗2分とようやく星を五分に戻しました。ここから調子を上げていきたいところですが、ここへ来てルーキーながらもいろいろとおかしい活躍を見せていたMF深井一希がケガで離脱。河合主将も未だ復帰できていないため、今季初めて宮澤がボランチで出場となりました。そして、来季加入が決まった阪南大FW工藤光輝くんが、特別指定選手として登録されベンチ入りをしています。

 で、試合なんですが、結果から言ってしまえばいつもの通りの負けパターン。前半は札幌のペースで試合が進んでいたものの、数多くのチャンスを決めきることができないでいるうちに、後半ミス絡みで失点し、そこから一気にリズムが崩れ、そうこうしているうちに足も止まり始め、選手交代も後手後手というかなんかトンチンカンで流れを取り戻すこともできず、前がかりになったところを突かれて失点でドボンという、これまでも何度も見てきた流れでした。
 どうもねぇ、やっぱりこういう「もったいない」試合が多いですよねぇ。若いチームだとは言ってもスタメンの半分はプロで6年以上やってる選手たちなんですし、こういう時にピッチ上でコントロールできるようにはなってもらいたいものですよね。

 とりあえず、最初の失点は上里が浮き球の処理を誤って奪われたボールを平繁に決められたものなんですが、まぁあのプレイ自体は(その前のパスも含めて)あの場所でやるプレイではなかったとしても、そもそもなんであの場所に上里がいなければならなかったのか、ということになるんですが、それは考えるまでもなく上原が上がりっぱだったからであり、つっても上原はあれが持ち味というか、鉄砲玉みたいに飛んでった後に戻って来ることを期待するほうが間違いなので、誰かがフォローしないといけないですからね。そんなわけであそこに上里がいたこと、その上里がつっけんどんなパスを処理できなかったこと、センターバック2人があそこでのミスを予測していなかったことなどなど、まぁ失点の要因はたいてい複合的なもんですよね。
 にしても、この試合の間中ずっと、上里はやりにくそうでした。おそらくそこにいるはずの深井くんがいない、というのが影響していたんじゃないかと思います。いやホモ的な意味じゃなくて。試合中見てるとわかると思いますが、深井くんっていつも必ずボールをもらえるところに顔を出しているんですよ。そこら辺が彼がいろいろとおかしいと言われるメインの部分ではあるんですが、だから上里も苦しくなってもいつもならパスの出しどころがあるんですが、宮澤はどっちかと言わなくても前に行くタイプというか、そもそもボランチは本職ではないので、その辺の動き方はやっぱり少し違うんですよね。まぁ今の上里は多少のプレッシャーはなんとかできるのですけど、それでもいざとなったらボールを離せるのか、それとも自分が頑張らないといけないのかってのは大きく違うと思うのですよ。もちろん宮澤は宮澤でいいところはあるので、これは宮澤がダメなのではなく相性の問題でしょうけどね。
 それでも前半のうちに先に1点でも取っておけばずいぶん違ったと思うのですけどね。まぁたらればの話をしてもしょうがないのですけど、今のコンサドーレのサッカーではトップにボールが収まらないとあっぷっぷーなことになってしまうので、その辺はもう少し横野が頑張ってくれないとどうしようもないかなと。内村さんがトップ下にいるのは彼に前を向いてプレイしてもらうためですからね。

 あとは、工藤くん。惜しいチャンスはいくつかあったのですが、デビュー戦即ゴールというわけにはいきませんでしたね。大学での彼のプレイは知らないのですが、動き出しの速さやポジショニングで勝負するタイプのストライカーなんですかね。いいボールが来ればほぼ確実に決められるけど、いいボールが来なければマリオを失ったヨッシーみたいな感じになってしまうといった感じでしょうか。いずれにしても1人でなんとかできるタイプでもないようなので、彼の欲しいタイミングでボールが出てくるようになるにはちょっと時間はかかりそうです。気は強そうですが、もう少し俺様っぷりがあってもいいかな、という気はします。

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