2013年J2第19節
コンサドーレ札幌 1-0 カターレ富山
得点者:札幌/砂川
富山/なし
常に更新が3試合遅れているサッカー百鬼夜行です。皆さんご機嫌はいかがでしょうか。
そんなわけで、カターレ富山戦はホームでさっぱり勝てないコンサドーレ札幌が、ようやく厚別で今季初勝利という試合でした。以上。
ってわけにもいきませんよね。すみません。
J2も18節までを終えて、コンサドーレ札幌の成績は7勝2分9敗、勝点23の13位。新人監督の下で、かけられる強化費が決して多くはない、というかはっきり言えば少ない中で、さらに主力がどんどんケガをしていく現状を考えれば、まぁさほど悪くはない成績ではあると思うのですが、「じゃあこの結果が妥当なのか」というと、勝てる試合を落としたり、もったいない失点でコロッと負けたりなどの「もったいない試合」が少なからずあったことを考えれば、前にも言いましたけどもう少し上の順位にいられているんじゃないかという気はしますね。もとより今季は戦力を固定して戦っていくつもりはないのであろうことは想像がつきますし、今のJ2は一部を除けばどのチームも決定的に大きな差があるわけではないですから、内容や結果が安定しないことについてはサポーター側もある程度は織り込み済みではあるんでしょうけど、アウェイでジェフユナイテッド千葉をうっちゃったりできるチームが、ホームでロアッソ熊本にコロッと負けたりするのは、やっぱりもったいない気はしますよね。勝負事は相手あってのものですし、毎試合毎試合相手を圧倒するサッカーなんてできっこないのはわかってますけど、それでもこう、もう少しブレ幅を小さくできないものかなんて思っちゃいますよね。その辺も含めて若さなのかもしれませんし、それを認めたくはないのも若さゆえの過ちなんだろうとは思います。
って、なんかここの部分だけ見ると負け試合の感想みたいですけど、ちゃんと勝ってます。
まぁかような若いチームであるからこそ、ベテランの存在は大きいわけで、この試合の決勝ゴールを挙げたのも、チーム最年長である砂川誠。「あの」2004年を知る数少ない選手のうちの1人…っつーか選手としてはあと残ってるの上里くらいしかいないですからね。スタッフとしては当時コーチだった財前監督と、あとS木T樹さんがいますけど。砂さんばかりをアテにしていた当時に比べれば、今はボールを運べる選手は多いですけど、それでもやっぱり砂さんの存在は大きいんでしょうね。砂さん自身もそれを充分に自覚しているのでしょう。コンサドーレの伝統である「呪いのキャプテンマーク」を頑なに固辞しているっぽいことからも、それがうかがえますね。
そんなわけで、スコアとしては最少得点差でしたが、内容としては終始危なげない感じでしたね。それでもあともう少しゴールを挙げておきたかったというのが、やっぱり正直なところではありますが。前述の通り今のJ2は上位以外はそんなに差がないので、最終的にプレーオフ圏内は得失点差の勝負になる可能性が充分に考えられますからね。勝てる時はできるだけたくさん得点を取って、もし負けることがあってもその時はなるべく少ない点差で、って感じでお願いしたいところですよね。まぁそんなもん選手もわかってることでしょうし、わかっててできりゃ苦労はしないんですけど。
なんだか毎回同じようなこと書いてる気がしますけど、やっぱりサポーターとしてもせめてプレーオフには行って欲しいですもんね。そこから先の結果がどうあれ、そこまで行けば自信に繋がるはずですから。