オフシーズンになると元気になるサッカー百鬼夜行です。こんにちは。

かねてから報道されていた通り、アルビレックス新潟のGK大谷幸輝選手の移籍加入が発表されました。

大谷選手は1989年4月8日生まれの31歳。浦和レッズユースから2008年に浦和レッズに加入。2014年にギラヴァンツ北九州に期限付移籍し、正ゴールキーパーとしてぶちくらしました。2014年はまだぶちくらせたはずですからね。きっと正しくぶちくらしてたのではないかと思います。

翌年からは再び浦和に戻りますが、2017年にアルビレックス新潟へ完全移籍。昨シーズンはリーグ戦全42試合に出場してしゃんしゃんしてましたが、今季は試合出場ゼロでしゃんしゃんできず、今シーズンを以て新潟との契約を満了となっていました。

コンサドーレのGKは、今季開始時点ではクソンユン、菅野孝憲、カウィン、阿波加俊太の4人体制でしたが、クソンユンが兵役の関係で今季途中で退団後は、来季加入内定の中野小次郎が特別指定で合流していた期間もあったものの、基本は3人のままでした。

そこからさらにカウィンが期限付移籍満了、小次郎くんが入っても3人になってしまうため、GKの補強も急務となっていました。大谷選手の加入によって人数的なバランスはもちろん、大ベテラン、ベテラン、中堅、ルーキーと年齢的なバランスも取れますね。

GKは基本1人しか試合に出られない上、基本入れ替わりの少ないポジションだけに、コンサドーレはこれまでGKには特に、試合以外での貢献も重要視して選手を獲得する傾向が強いですから、大谷選手もきっとプロとして素晴らしい選手なのでしょう。

ちなみにこの大谷選手、「大谷幸輝」でググるとサジェストに「ももクロ」が上位に出てくるくらいモノノフなんだそうです。推しの有安杏果さんが卒業しているので今がどうかはわかりませんが、浦和時代はライブにも通っていた模様。素晴らしい選手ですね。

他には今のところ補強の噂は聞こえてきていないので、何事もなければ、補強は大谷選手と岡村大八選手でおしまいということでしょうかね。すでに退団が発表されている以外の所属選手には全員に残留要請をしているとのことですが、もともと今季開始時点で27人しかいなかったのが、シーズン途中でソンユンが抜け、鈴木武蔵が抜け、檀崎竜孔もオーストラリアのブリスベンロアーFCに期限付移籍している一方で、途中加入はウーゴヴィエイラだけ。退団選手がそのウーゴを含めて4人なので、全員といっても21人しか残っていません。

新加入の5人を加えても26人、Honda FCに期限付移籍中の中村桐耶が復帰するとしてようやく去年と同じ人数となりますが、負傷離脱中の荒野拓馬の復帰が早くても来年夏くらいであろうことを考えると、実質去年より少ないですね。檀崎は、いい意味で当面は戻ってきて欲しくないですし。

もっとも、去年も年が明けてからドドちゃんの加入発表というサプライズ＆ロマンがありましたから、まだ何かあるかもしれないです。大柄な謎の覆面ストライカーがワイングラス片手にキックオフイベントに乱入するとかは、だいぶご遠慮願いたいですけどね。