明治安田生命J1リーグ 第16節
北海道コンサドーレ札幌 1-2 川崎フロンターレ
得点者:札/都倉賢(90’+5) 川/エウシーニョ(42’)、小林悠(52’)
長い長い中断期間が終わり、J1クラブサポーターが待ち望んでいたリーグが再開されました。
去年の優勝チームであり、リーグ戦ではこれまで1度も勝っていない唯一のチームです。
何しろ最後に勝ったのは1997年。オールドファンならたとえ親を忘れても忘れないだろうあの伝説の大逆転劇の試合ですが、当時はまだ両チームとも旧JFLだったため、Jリーグの記録としては残っていません。というか、あれから21年も勝ってません。ガースーが生まれる前から勝ってません。リーグ戦での通算対成績は、0勝14敗4分。惨憺たる結果です。
そんな相性の悪さを克服したかったのですが、結果からいえば今回もかないませんでした。
なんでなんでしょうね。確かに川崎は去年の優勝チームですし、強いですけど、ここまで一方的になるもんなんですかね。のび太だって1回はジャイアンに勝ってるのに。
加えて、前にも書きましたけど開始17秒ゴールとか、0-6でサポーター乱入とか、2-0から中村憲剛一人にひっくり返されたりとか、誰にも気づかれないままひっそりと降格とか、今思い返しても本当にイヤな思い出しかなくて、そりゃあフロンターレはおろか川崎という街自体嫌いになるってもんですよ。
普通に試合やって相手が勝手に負けてるだけなのに逆恨みされるなんて、フロンターレにも川崎市にもいい迷惑でしょうけど。間桐雁夜かよ。
中断期間挟んでるんで気づきませんでしたけど、今季初連敗なんですね。その中断前の神戸戦での敗戦が、負けるだけならまだしも、キムミンテと宮澤裕樹が退場とちょっとアレすぎだったので、アレがなければこの試合でももう少しアレできたんじゃないかと思わないでもなく、なんとなくアレですよね。
その2人が出場停止な上に、三好康児(川崎からの期限付移籍)が契約の関係で出場できないという苦しい布陣で、予想通り川崎にボールを支配される苦しい展開となりましたが、それでもボールを奪ってから素早くゴール前までボールを運びいくつかチャンスも作りましたし、終了間際に意地の1点を返したあたりも、少なくとも去年から成長を感じられたと思います。
なんか無理矢理ポジティブになってる気もしないでもないですが、去年なんてボールを奪ってもかなり低い位置で、そこから1本目2本目のパスを引っかけてまた戻る、みたいなシーンばっかりで、文字通り「何もさせてもらえませんでした」って感じでしたからね。というか川崎戦っていつだってそんな感じだったのに、可能性を感じられるシーンを何回も見られたってだけでもチームが強くなってる証拠だと思いますよ。まぁ、「日替わり定食頼んだらハズレだったけど、漬物だけはうまかった」という程度のよかった探しですけど。
え、まだ川崎戦ってあと1試合あるの…?